1.競争力を決める3つの条件
会社の力は「会社の経営資源×人的資源×仕事時間の2乗」の3つで決まります。
この3つのレベルが高ければ会社の経営力が強くなりますから、必ず業績が良くなります。逆に3つのレベルが低ければ会社の経営力が弱くなりますから、当然業績が悪くなるのです。
ではまず、会社自体が所有する経営資源から考えていくことにしましょう。
2.会社の経営資源のレベルは低い
中小企業の9割以上は、競争力がある商品が少ない上にお客の数も少なくなっています。さらに自己資本も少ないなど、競争力を強くする武器となるものが全体的に不利になっています。業歴10年以内の会社ともなれば、どれもこれも著しく不利になっているのです。しかしこれはやむを得ません。
では第2の資源である、人的資源はどうでしょうか。
3.社長の戦略実力も低い
従業員4〜5人以下では、人的資源のほぼ100%が社長1人になり、従業員30人〜100人でも人的資源の90%以上が、社長1人で占められます。中小企業における人的資源とか人材とは、つまり社長自身になるのです。
ところが中小企業の社長は何かと雑用が多いために、毎月一定の時間をかけて、経営戦略の研究をきちんとすることが難しくなります。その結果9割以上の社長は、目標、戦略、戦術の区別がつかなかったり、強者の戦略と弱者の戦略の区別がつかないまま、経営をしているのが実情です。つまり人的能力も低いのです。
このように中小企業の9割以上は、会社の経営資源は不利で、しかも人的資源も不利な中で経営しているのです。こうした現実の中で会社の力を強くして消されないようにするには、第3の資源である時間を最大限活用する以外、他に方法がありません。
4.時間エネルギーが不可能を可能にする
幸い時間には2乗の援護がありますから時間を拡大すると、思っている以上にあなたの力が強くなります。つまり人の3倍働くとは「正味の3倍」ではなくルート3倍、つまり1.73倍でいいのです。中小企業の平均的な仕事時間に、ランチェスター法則を応用した必勝の数値や圧勝の数値をカケると、1年間の仕事時間が出ます。
3倍の必勝型は年間3200時間になり、4倍の圧勝型は3700時間に、そして5倍の決死型は4140時間になるのです。
長時間労働というと嫌う人が多いのですが、学歴がなく資金もない中で事業を起こし、一代で大企業まで育てた社長やベンチャービジネスで成功した社長を調べると、例外なく4,500時間以上を、しかも何10年と続けています。
この事実から、もしあなたが不利な条件の中で事業をしているが、必ず何かを成し遂げてみたいと心に強く思っているのなら、ぜひ時間戦略を実行してみて下さい。必ず良い結果がでます。
5.質を高めるには大量の時間がいる。57%
もちろん、質を高めれば働く時間を多くしなくてもいいのですが、質を高めるには、そのこと自体に大量の研究時間が必要になります。例えば普通の人が、戦略と戦術の区別が、それに強者の戦略と弱者の戦略の区別がきちんとつくようになるには、最低でも500時間ぐらいの研究が必要になります。
さらに商品戦略、地域戦略、営業戦略、組織戦略など、経営の8大戦略をマスターするには2,000時間ぐらいは必要になるので、これらを加えると、2500時間にもなってしまうのです。
平常の仕事にこうした研究時間を加えると、結局長時間労働になります。であるならば、初めから必勝型や圧勝型に目標を定めるほうが、成功率が高まるのです。
ここまでに時間の拡大方法について説明してきましたが、時間戦略全体では仕事時間量を多くすること自体が「57%」も占めています。
6.社長は経営戦略の研究に多くの時間を回せ。29%
時間戦略の2番目は拡大した時間を、どの仕事とどの仕事に対して、どれだけの時間を配分するかになります。
社長にとって最も大事な仕事は、全社的競争の勝ち方の「経営戦略」になりますから社長が実行力を高めるには、経営戦略の仕事に対して一定の時間を配分しなければなりません。しかし時間の配分割合は、経営規模で変わります。
10人迄の会社は仕事時間全体の5%になり、月当たりにすると2日間になります。
10人〜30人は7%になり、月当たりにすると3日間になります。
30人〜100人は10%になり、月当たりにすると4日〜5日になります。
30人以下の会社の社長は戦術を初めとして何かと雑用が多くなるために、戦略時間はどうしても休日を使わざるを得なくなります。そして時間を何に、どれだけ配分するかが、時間戦略全体の29%を占めています。
7.時間をムダなく使う戦術は、14%
時間戦略の2番目は拡大した時間を、どの仕事とどの仕事に対して、どれだけの時間を配分するかになります。
社長にとって最も大事な仕事は、全社的競争の勝ち方の「経営戦略」になりますから社長が実行力を高めるには、経営戦略の仕事に対して一定の時間を配分しなければなりません。しかし時間の配分割合は、経営規模で変わります。
10人迄の会社は仕事時間全体の5%になり、月当たりにすると2日間になります。
10人〜30人は7%になり、月当たりにすると3日間になります。
30人〜100人は10%になり、月当たりにすると4日〜5日になります。
30人以下の会社の社長は戦術を初めとして何かと雑用が多くなるために、戦略時間はどうしても休日を使わざるを得なくなります。そして時間を何に、どれだけ配分するかが、時間戦略全体の29%を占めています。
8.時間戦略で人生を逆転する
ここまで説明してきたように不利な条件を逆転して成功するには、まず時間の絶対量を多くします。次にその時間を業績に及ぼすウエイトが高い、経営戦略の研究や仕組作りの仕事に優先的に配分します。そしてその時間を、ムダなく使うことになります。 こうすると、誰でも自分の実力が3倍も5倍も高まるので、不利な条件でも逆転できるのです。
特に学歴が不利で、特別な才能はなく、しかも親から相続したまとまった財産もない。さらにこれまで他人に自慢できるだけの業績も何も残してない。しかしこうした不利な中、力いっぱい生きて人生を逆転したいと強く願っている人は、ランチェスター法則を応用した、必勝・圧勝の時間戦略に、ぜひ挑戦して下さい。すでに多くの人がこのやり方で成功していますから、きっとあなたもできます。
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